蒲田で読書してます

完全読書ブログ宣言!

コロナ禍中のおっさん(3)

どうも、鉢碌です🏎

備忘録として、なにを感じ、なにを思っているか、書いておきます。

20年4月6日。

4月5日で都内感染者の増加数が指数関数に載ったのを目の当たりにし、個人的には通勤を止めようと決意していた。そして、4月6日、安倍首相が緊急事態宣言を4月7日にも出すとの報道を見て、公的にも在宅勤務する必然性が出た。疫病による日常生活の破壊、この事態を1カ月前に予想できましたか?

20年4月6日にPCR検査で同定されたコロナ感染者数は83人。前日の143名を下回っているが、注意が必要。PCR検査は、医師の診断を経た結果であるため(医師の診断が1次スクリーニング、PCR検査が2次スクリーニング)、感染予備軍を見積もれない。もっとも、コロナ禍の初期に出た「重症率が20%」を信じれば、PCR検査の5倍は感染者がいることになる。しかし、PCR検査のヒット率が分からない。つまり、100件検査して、陽性だった割合が明らかではない(たとえば、百発百中か3割打者か)。すなわち、昨日紹介した「COVID-19情報共有」では感染者が1万人いてもおかしくないと述べられていたが、そこまではいかないかもしれない。ただ、東京都内には感染者が少なくとも数千人いることは間違いない(20年4月6日のPCR検査の累計で1,116人。回復した方々もいるから、これ自体も現状の絶対数ではない)。

緊急事態宣言が出ると、消費者心理が冷え込むのは明白。そのため、安倍首相は2020年度の予算でコロナ禍対策として108兆円を組むと発表した。ただ、主なターゲットは個人事業主低所得者の模様。不公平感は否めない。

一方、小池知事(東京都)の対応は素晴らしい。緊急事態宣言の前日に、都民にアクションプランを明確に示した。リーダーシップのお手本というべきだろう。

コロナ禍の終息はまるで見えない。緊急事態宣言は大型連休明けまで効力を保たせるとの意向。そうなると、綱渡りで生活している個人事業主には破綻の危機が迫る。蒲田に生息する手前、それは困る。魑魅魍魎の個人事業主が跋扈してるから、蒲田は面白いのだ。